たこぽん日記

愛知県在住・アラフィフ♂の日常などなど

拾得物

仕事中、小学生が事務室にやってきました。 「すいませーん、財布拾ったんですけど」 「どこで拾ったの?」 「そこの水路」

…(^^;

うちの施設内じゃないんかい。

「ザリガニ捕まえようとしたら底に沈んでた」 というから、いかにも子どもらしい。 そんなわけで網に入れられて事務室に持ち込まれた財布。 硬貨は入っておらず、千円札が何枚か入ってます。 レシートらしき紙片は見えるけれど、特に持ち主につながる手がかりがあるわけではなさそう。

とりあえず、どこで拾ったのかを確認するために子どもたちと一緒に水路へ。 「ここに沈んでた」 と教えてもらいました。 「家はこの近所?」 「近くだよ」 「名前は?」 「名前や住所を人に教えちゃいけないって言われてる」

……なんですと?

「僕が警察に行くと『余計なことするな』ってお母さんに怒られるし」 「…じゃぁ、とにかく財布は警察に届けるから」 「はーい」

ということに。 最近はそんな世の中なの? 家は近所だけど、家に持ち帰ると親に怒られるから、通りすがりのおじさんにどうしたらいいか尋ねたらしいです。 おじさんは自分が警察に届けるんでなくて「市民プラザに届けたら」とアドバイスしたんですって。

市民プラザだって、施設外で拾ったものを預かっても持ち主に戻ることはあり得ないので警察に届けるしかないでしょう。 というわけでお巡りさんが取りに来てくれないかな~なんて思いながら交番に電話したら 「それではお時間あるときに交番にお持ちください」 「今日の勤務が21時30分までなんですが、その後でも大丈夫ですか?」 「けっこうですよ」

家に帰るのと反対方向なのに~。

と思いつつ、勤務終了後、交番へ。 夕方の子どもたちとの会話など経緯を話して、僕自身の住所・氏名の確認。 水に沈んでたので中身を破らないよう慎重に取り出して確認。 千円札は7枚入ってました。 他はホントにレシート類などの紙だけ。 手がかりは限りなく少ないけれど、持ち主が現れますように。

…と書いてブログ掲載用に画像検索してたら…拾った財布は、たぶんこれ↓ 拾得物 この情報は警察に届けた方がいいのだろうか。