たこぽん日記

愛知県在住・アラフィフ♂の日常などなど

3回借りても読み進められない一冊

今日は図書館に本を返却してきました。
この本を借りるのはすでに3回目。
なのに、全然読み進めることができません。

その本のタイトルは
「子どもとの関係が変わる~自分の親に読んでほしかった本」
といいます。

「自分の親に読んでほしかった…」というタイトルを見て、
自分が子どものころに親から受けた対応について、
いろいろ考察できるのではないか…という気がして借りました。

実際に全部は読めていないので、内容について語れる立場ではありません。
でも、まえがきを読んだだけでも、この本がただの「子育て本」ではないことが伝わってきました。

この本は単純明快な子育てマニュアルではありません。
トイレトレーニングや離乳について詳しく述べたりはしないつもりです。

本書は、私たちが子どもとの関係をどう築くかを書いた本です。良好な関係を築くときに何が障害になり、何が関係を強化するのかを見ていきます。

私たちがどう育てられ、それが私たち自身の子育てにどう影響するか、親としてどんな間違いをおかし、そのなかでも最悪の間違いはどれか、それにどう対処したらいいかを書きました。

本書を読んでも、子育てのヒントやコツ、親としてのライフハックのようなものはあまり見つからないでしょう。
それどころか、あなたは動揺し、怒りを覚えることもあるかもしれません。

けれども同時に、より良い親になれる可能性もあります。
これは自分が親になりたてのときに読みたかった本であり、自分の両親が読んでいてくれればよかったのにと心から願うような本なのです。

このまえがきを読んで、
「自分の親との関係性や、社会との関係性を見つめ直せるのではないか」
そんな気がしていたのです。

でも、名古屋市岩倉市の図書館で予約して、3回も借りているのに、やっぱり読めない。
どうしてもページを開いても、読み進められず、気づくと閉じてしまう…。

どうして読めないのかは、正直よく分かりません。
単純に長い文章を読む習慣が消えているだけならいいんですけど、
もしかしたら、子どものころの記憶を掘り起こされるのが怖いのかもしれません。

図書館ではこの本の予約がまだまだたくさん入っているようで、
次に借りられるのはだいぶ先になりそうです。

「じゃあ、買えば?」という声が聞こえてきそうですが……
手元に置くのもちょっと怖いかな~という、そんな一冊なのです。

3回借りて読めなかったのに、また借りる気でいます。
自分でも、ちょっとどうかしてるなと思うけれど。

また図書館に予約を入れようと思います。